2010 中堅職員研修会 


 ☆平成22年7月26日 鹿児島別院にて開催

  
  笠置信行 保育連盟理事長           開会式(69名参加)                            富永眞秀 鹿児島教区保育連盟会長
佐々木哲生先生 「浄土真宗の教え」 の講義      (鹿児島別院研修室)              外松太恵子先生 「まことの保育」の講義    
 ☆ この研修を受けて、これからどのように幼児に接して行きたいと思いますか?

今回の研修で、浄土真宗の教えやまことの保育などについて学び、一学期の自分の保育を反省するよい勉強になりました。これからは、自分に余裕がなくても、子どもたちに対して笑顔でかかわることができるよう心掛けていきます。
また、子どもに対して気になる点を短所と見るのではなく、長所として見つめ直せるようにしていきたいです。
もっと「まことの保育」、特に主題を意識した保育を心掛けていきたいと思いました。そして、子どもの良い所を一つでも多く見つけてあげられる教師でありたいと改めて感じました。
時間や周りばかりを気にして、自分の都合で、子どもたちにイライラしたりしてしまうことが多かったので、その点を改め、ゆとりのある保育をしていきたいです。
今まで学んできた「まことの保育」とは?と、日々振り返りながら、自問自答しながら子どもと接して行きたいと思いました。
また、子どもに対して100%の受容で応えて行かなければならないと強く思いました。一言でも多くの声をかけ、少しでもたくさん話を聞いて、なるべく子どもに愛情を注ぎたいです。
これまで、計画・実践・反省までは意識していましたが、「改善」が大切であると思うことができました。また、目には見えないけれども、確かにそこにある存在があることを子どもたちにもしっかり伝えていきたいと改めて思いました。
☆ この研修を通して、どのようなことを学ばれましたか。

「浄土真宗の教え」の講義では、まことの保育や保育の質などについて学び、保育の一貫性や継続性、保育の理念や信条、保育目標などの共通理解がとれだけ大切なことなのか改めて実感することが出来ました。
「まことの保育」の講義では、短所と捉えがちな点を長所として考えることの大切さや、幼児期の子どもたちの環境や人とのかかわりが成長していく上で重要なのだということを学ぶことが出来ました。
各主題をその月のみ意識しても子どもたちには全く意味がないということを改めて感じました。一つ一つの主題を年間通して、大きなねらいとして子どもの成長と照らし合わせながら達成していけるようにしたいと思いました。
また、子どもたちを捉える視点や捉え方は、保育者目線でしかないことに気づきました。子どもの良い点をたくさん見つけられるかは、私次第だということを改めて理解しました。
改めて自分を見つめ直すことが出来ました。まことの保育について学ぶ度に、難しさを感じ、しかし少しでもその教えに近づこうと自分を振り返ることがとても大切だいと思いました。その中で気付かされたことも多いでした。
子どもの長所・短所の早見表や、お話を聞いて、日頃子どもの様子を割りとポジティプにとらえようとしている自分でいいのだと、安心することも出来ました。しかし、個性として流し過ぎ、認め過ぎることには気をつけたいと思いました。
まずは「まことの保育」の理念・主題を実際の保育にどう反映していくのか、様々な保育活動や行事、日常の中で、子どもたちの行動とどう結びつけていくのかということを分かりやすく学ぶことが出来ました。
また、まことの保育に携わる保育士として、子ども達との向き合い方、自分自身の在り方を学ばせて頂きました。

☆ この研修会で気付かれたこと、今後の要望。その他、何でもどうぞ!

たくさんの園の先生方とお話が出来てよい機会でした。グループ討議では、保護者との接し方、対応、また自分のクラスの話などが出来ていい刺激になりました。
今日の講義を受けて、自分の保育を反省したり、子どもたちの見方、とらえ方を別の視点から見るいい機会になりました。

日々の生活の中でつい忘れていたたくさんのことをに気付かされ、初心に帰ることが出来ました。今、ちょうどこの時期に研修会に参加することが出来、講師の先生や同じ保育士の方のお話を聞くことが出来たことを本当に有り難く思います。明日からまた、子ども達と一緒に成長していきたいです。お菓子や飲み物も美味しく頂き、ありがとうございました。
講義がとても保育に生かせる内容でした。また、内容も分かりやすく、改めてこれまでの自分を振り返ることが出来ました。
  
☆ 6つのグループに分かれて、講義の内容を深めたり、日頃抱えている保育上の諸問題について語り合いました。